Handy Midnight Express~貧乏大学生の海外放浪記~

大学生による半年間の放浪の記録

バイクの海を渡る、ハノイ🇻🇳

ブログ全然書いてなかった。もうハノイいたの結構前のことになっちゃったから忘れてることも多いかもしれないけど、飛ばすのは嫌なのでさっと書く。

ベトナムの首都、ハノイ。中国の南寧からバスで8時間ぐらい。

ベトナムにきてまずビビったのは車の運転。バスの運転手がもう、マリカーで免許とったんかってぐらいの荒らい運転をする。対向車線から車が来てようがお構いなしに、ぐんぐん追い越す。ほとんどチキンレース

バスから降りてハノイの街を歩くと、次にビビるのがバイク。知ってはいたけど怖すぎる。他の東南アジアの国の交通が優しく思えるぐらいに危険度MAX。次から次にやってくるバイクの海でスペースを見つけて毎回決死の覚悟で渡る。

ただ交通に慣れてしまえば、そんなに悪い街ではない。

ハノイ旧市街や、そこから続くホアンキエム湖周辺の歩行者天国は、子供たちが思い思いに遊んでいてとても微笑ましい。声をかければ遊びに混ぜてくれる。オーアンクアンっていう石を使ったゲームや、バドミントンの羽みたいのを蹴って遊ぶダーカウをやってる人をよく見かけた。

また博物館も多い。ベトナムの歴史は決して明るいものではない。フランス統治時代の歴史やベトナム戦争など、知っておかなくてはならない歴史を学ぶことができる。ただもちろんのこと英語での表記なので、英語読むのが苦だとあんまり楽しめないかも。

女性博物館、革命博物館などカテゴリーごとに細かく博物館があるのが面白い。入場料も150円ぐらいと安いのも良い。

そしてなによりこの街で愛されてるのが「ホーチミン」おじさん。ベトナムを独立に導いた偉人として、至るところ、街角の小さな店にも写真が飾られている。ベトナムに行く前にもっと学んでおくべき人物だったなと後悔した。

ベトナムでは安く美味しいものを食べることもできる。

まずバンミー。フランスパン(フランス統治の名残)に色んな食材を挟んで食べるもので、安いものだと15000ドン、約70円で食べることができる。パクチーが苦手な場合は除いてもらうといいだろう。

そして定番のフォー。これは正直、スープが旨いなと思った。麺は、ラーメンいれたほうが美味い気がする。米の麺だと味が絡まんのよね。店の問題だったのかもしれないけど。

それからレールウェイストリートという線路沿いの道ではお洒落なカフェがたくさんある。このあたりは欧米人の旅人が多い。フォトジェニックな場所なので、女子旅とかで訪れるといいのだろうな。

ちなみにちゃんと列車も通るので、店員たちが騒ぎ出してホイッスルをならし始めたら店内に逃げないと轢かれます。

ハノイからバスで3時間ぐらいでいけるハロン湾もおすすめ。日本語ツアーだと値上がりしちゃうけど、英語ツアーなら4000円しないぐらいで、世界遺産をクルーズして、カヤックにのって、鍾乳洞見学ができる。

日本語ツアーのほうが楽だろうけど、英語ツアーで色んな国の人と仲良くなるのも面白い。バングラデシュのIT会社6人組や、ベトナムの他の街からきた人(めっちゃ優しかった)、全く英語がわからない中国人女性2人などバラエティーに富んでる。

中でも、サウジアラビア人のモハメッドとハッサム兄弟が年も近くて、仲良くなれた。ツアーのあとにそのまま飲みに行ったのは良い思い出。

お互いの大学の話をして(結局どの国でも大学生は飲んで潰れてる)、また互いの国で会えると良いなと。もし彼らが日本に来たら日本酒飲ませてみたい。

ハノイはこんな感じですね。そんなにたくさんやることがある街ではないけど、物価も安いし、歴史を学べる街でした。