Handy Midnight Express~貧乏大学生の海外放浪記~

大学生による半年間の放浪の記録

コルカタでボランティア🇮🇳

インドはコルカタへ行きました。クアラルンプールから飛行機でびゅーんと✈️

 

コルカタに来た目的はただ一つ。マザーハウスでのボランティア。

 

コルカタ(カルカッタ)は観光地ではないです。ほぼ唯一有名と言えるのがマザー・テレサ。そして彼女が作ったマザーハウスを始めとする沢山の施設。

 

コルカタではそういった施設で手軽にというと少し変だけど、簡単にボランティアに参加することができる。

 

というわけで僕がいった施設がこちらのPREM DANというところ。Park Circusという駅の近くでマザーハウスから徒歩25分ぐらい。トゥクトゥクなら10ルピーで10分ぐらいで着くところ。


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申し訳ないけれどこの記事では写真はほぼなし。なぜなら施設内での写真撮影がNGだから。観光ではないよってことですね。

 

僕はここで約2週間ボランティアをしました。この施設は老人ホームみたいなところなので、選択物干しや食器洗いのような雑用から、食事や着替えの介助、車イスでの移動など様々な仕事をこなしました。

 

最初のころは、コミュニケーションもとれないし、何をすればいいかもわからず、とても疲れました。スタッフも手取り足取り仕事を教えてくれる訳じゃないので。

 

それでも毎日通えば、ちゃんと仕事は覚えられます。世界各国から来ているボランティア仲間たちと和気あいあいと楽しみながら、施設にすむおじいちゃんたちへの施しができました。

 

2週間もいる日本人ってかなり珍しくて、大抵の人は1日とか2日とかだけの参加。

 

もちろんみんな予定もあるし仕方ないことだけれど、長くいることで見えるものは沢山あるので、予定が空いてるなら長くやることをおすすめします。

 

1日だけ参加の人がよく言っていたことに、「マザー・テレサの施設なのにスタッフの人が優しくない」というのがありました。確かに僕も初日はそんな風に感じました。

 

けど、それは全然違います。確かに彼らは僕らに優しく仕事を教えてくれることは少ない。でもよく考えてみてください。1日しか来ない人にわざわざ優しく仕事を教えますか?

 

ほぼ無宗教の日本人がこの施設でボランティアをする目的はある種の社会勉強であり、やはり結局のところ観光のひとつ的な部分が大きい。

 

けれどスタッフたちにとってはここがリアルなんです。彼らは懸命にそのリアルと向かい合っている。

 

そこにふらっと日本人が一日だけ軽くやってくるのは、それにより助けられている部分があるとしても、複雑なものだと思います。

 

わりと長くボランティアをしていた僕には彼らの接し方も変わってきました。是非、一日だけでなく、少し長くボランティアをしてみてほしいと思います。

 

僕はボランティアを通して、インドのリアルに触れることができました。外国人たちと働くこともできました。インドのおじいちゃんたちの温かさ、讃美歌の美しさも知ることができました。

 

全てを言葉にするのはとても難しいですが、自分の人生においてとても貴重な経験をすることができたと心で感じています。

 

インド旅行においてそれほど有名な場所ではないですが、是非、ボランティアをしに来てみてください。
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英語版も時間があれば投稿しようかなぁ。