本場のインド映画みようぜ🇮🇳
コルカタにいる期間が長すぎて一つのページで全部を書くのは無理なので、項目ごとに。
今回はインド映画を見た話です。
インド映画は、コルカタのニューマーケットという地区にあるNEW EMPIRE CINEMAという映画館で見てきました。(写真とり忘れたので、映画館のある通りの写真を…)
宿から少し離れてはいたけど、宿の方曰く、ここの映画館が一番インド人たちのリアクションが面白いとのことだったので、この映画館を選択。
同じ宿に泊まっていた長崎からきた日本人5人組に同行させて頂いた。
まず映画館いくまでに、宿からニューマーケットまでリクシャーに乗ったのだが、そのリクシャーのおっちゃんがマジで陽気な人で面白かった。
「フッカ!フッカ!」と言われ続け、「フッカってなんだよ」と返し続けると、道端で買った「フッカ」を俺だけ手渡された。なんかジャリジャリした石のような感じのもの。
口に入れて、噛んで、飲み込まずに吐き出せとジェスチャーで指示され、少し不安に思うも、同行者もいたので試してみることに。
感想としては、スースーする石を食べた感じ。別に美味しくはない。
後から調べたところ、水タバコの成分のかたまりみたいなものだったらしい。飲み込まなくてよかった…
映画館についてチケットを購入。2階席だと120ルピーぐらい?だったかな。ケチって1階席を80ルピーで購入。
18:10開始の回って書いてたから17:30ぐらいに着いてたんだけど、映画館に入れるのが18:10だったということで映画館の外で待機。開場待ちの人たちで激混み。
時間になって映画館へいざ突入。
さすが映画大国インド。だいたいなんでも汚いのに、映画館はエアコンもきいてて、めっちゃ綺麗だった。
席に座ると予告編がやってて、周りの席のインド人たちもザワザワしてる。
そのまましばらくスクリーンを見ていると違和感を抱き始める。
「あれ?こんなシーン予告編に使うか?」
映画始まってた。特に始まった感もなく、インド人もザワザワしてるし、なんならまだ出入りしてたりするしで気づかんかった…
見た映画は「SAAHO」。アクション映画。
全編ヒンドゥー語で英語字幕とかもないから、完全にストーリーを把握できた訳じゃないけど、俺が把握できた限りでストーリーをざっくり説明すると
どこかの開発計画的なものの契約書(裏社会のボスが政府の人に無理矢理サインさせたもの。それがあると権力を強化できるっぽい。)が入っているブラックボックスを奪い合うストーリー。
裏社会の組織vsその組織の敵vs警察(政府)の三つ巴の戦い。主人公のSAAHOは最初警察側の探偵的な感じで参加してるんだけど、実はそれは嘘で、ブラックボックスを奪った瞬間に警察の敵に。
そこからは警察にいた美女と一緒に逃避行。SAAHOはなんでブラックボックスを手に入れたいんだろうと思ってたら、最後の最後にどんでん返し。実は裏社会組織のボスの息子でした。みたいな感じ。
まあストーリーは置いといて(普通に面白いストーリーだったけど)。
まずインド映画と言えばダンス。やっぱりありました。意外と踊らないなーと思ってたら、突如として始まる。
感覚としては映画の合間にPVを見せられてる感じ。急に歌い出して踊り出して、また映画に戻るから「は?」ってなる笑
そしてなにより面白いのはインド人たちの反応。これは本場で見ないと絶対味わえない。
映画自体が彼らの反応を促すようにできてる。主人公が登場する場面は、粉塵の中、まず足元にカメラがよってスローモーションに。そして徐々に全身が映し出される。
もうこの間に観客のボルテージがあがって、口笛やら掛け声やらがすごい。「フォー!!」って至るところで叫んでる。
ボルテージが最高潮になったのはSAAHOがブラックボックスを奪いに行くシーン。真っ黒な車に乗り込み、バッチリカメラ目線で一言「It's show time」。エンジンをブーン!
このときの観客の歓声がまじですごかった笑
ラブシーンではアメリカンコメディーの合いの手の如く「Oh...」といってたり、ホントにインド人たちの反応がいちいち面白かった。
インドに行ったら是非、インド映画見に行ってほしい。
たぶん一人で行くより、誰かと行ったほうが楽しめると思う。俺もみんなと一緒にツッコミどころを笑いあいながら映画見るのが楽しかったから。
ある意味、あーやって話しながら映画みれたほうが映画デートとか雰囲気よくなりそう笑
一緒にいってくれた5人には感謝。いつか長崎に会いに行きたいねぇ。
ということでインド映画レポートでした。次回はカバディレポートかな。